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<福島第1>凍土遮水壁凍結 山側も開始

 東京電力は6日、福島第1原発1〜4号機の地下に氷の壁を造り放射能汚染水の発生を抑制する「凍土遮水壁」について、建屋山側の凍結を開始したと発表した。海側で凍結が遅れている一部箇所の追加工事も同日、着手した。
 遮水壁は今年3月末に運用を始め、凍結管1568本のうち1010本に冷却剤を流している。今回は山側の490本に冷却剤を循環させ、全長1550メートルの95%までを凍らせる。
 追加工事は、地盤に砂利が含まれ地下水の流れが速いため零度以下にならない2カ所で実施。セメント系の充填(じゅうてん)剤を注入し、流速を遅くすることで凍結を促進させる。
 残る5%の凍結を巡っては、凍土壁で建屋周囲の地下水位が下がりすぎた場合、建屋の高濃度汚染水が地中に漏れ出る恐れがあるとして、原子力規制委員会の認可が得られていない。


2016年06月07日火曜日


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