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<復興フォーラム>被災3県 風化防止訴え

東日本大震災の発生から5年が経過した被災地の現状や課題を話し合ったフォーラム=6日午後、東京都千代田区

 復興庁は6日、東京都内で「東日本大震災5周年復興フォーラム」を開いた。岩手、宮城、福島の被災3県知事が雇用や新産業創出などを柱とする復興構想を説明。被災地の風評被害や風化の懸念も訴え、支援の継続を呼び掛けた。
 達増拓也岩手、村井嘉浩宮城、内堀雅雄福島の各県知事が「震災から5年の歩みと将来への展望」をテーマに会談した。達増氏は「復興支援で高速道路の整備が進み、岩手の沿岸部と内陸部が一体となる。ラグビーの2019年ワールドカップ釜石開催に合わせ復興イベントを開くなど、新しい未来を創っていきたい」と展望を語った。
 村井氏は「宮城は東北経済のけん引役が託されている。被災地が自立することが真の復興。民間の活力によって雇用を生み出し、被災者が仕事を求めて県外に出て行くことがないようにする」と話した。
 内堀氏は「5年前に失った県民の誇りを取り戻す。福島で再生可能エネルギーや新たなライフスタイルをつくり、全国や世界に発信することがわれわれの責務だ」と述べた。
 高木毅復興相は「被災地が地方創生のモデルとなるよう復興の課題を解決していく」とあいさつした。
 復興庁は今月を「東北復興月間」に設定。今回のフォーラムは震災の教訓を共有し、復興の現状を国内外に発信しようと企画した。


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2016年06月07日火曜日


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