宮城のニュース

<宮城県議長辞任>後任選び本格化

会見を終え、議長応接室に引っ込む辞任表明した県議会の安部孝議長=8日午後0時15分ごろ、仙台市青葉区の宮城県議会

 宮城県議会(定数59)は8日、安部孝議長の辞任表明を受け、後任選びが本格化した。過半数を占める最大会派の自民党・県民会議(32人)は、中山耕一氏(59)=黒川、4期=を軸に候補者調整が進む見通し。新議長は、15日開会の6月定例会の冒頭で選出される。
 自民会派は10日の総会で、議長選に擁立する候補者選考の段取りを協議する方針。若手や中堅県議を中心に、中山氏を推す声が広がる。昨年11月に安部氏と会派内候補を争った中沢幸男氏(75)=青葉、8期=、藤倉知格氏(61)=黒川、7期=も浮上している。
 8日の会派総会では「会派内から議長、副議長を出している現状に安穏としてはいけない。このままでは県民の信頼を取り戻せない」(中堅)と、慎重な対応を求める声が上がった。
 民進党系みやぎ県民の声(10人)など野党4会派は9日に会合を開く。議長選に4会派統一候補の擁立を目指す動きがある。「問題解決の指導力を発揮しなかった」として自民会派所属の長谷川洋一副議長に辞任を求める意見も出ている。
 議会改革を名目に、自民会派に揺さぶりを掛ける狙いもある。県民の声の藤原範典会長は「自民が反省もなく正副議長を独占するようでは県民軽視だ」と指摘した。
          ◇         ◇        ◇
 宮城県議会議長の安部孝自民党県議(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、議長職の辞意を固めていた安部氏は8日、正式に辞任を表明し、議長辞職願を長谷川洋一副議長に提出した。15日開会する県議会6月定例会で許可される見通し。安部氏は就任から約半年で退任に追い込まれた。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年06月09日木曜日


先頭に戻る