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<東経連50年>米大使「民間変革の先頭に」

記念スピーチで東北における女性や若者の活躍に期待を寄せたケネディ大使

 東北経済連合会は8日、創立50周年記念式典を仙台市内のホテルで開いた。東日本大震災を克服し、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の東北誘致を核とした「新しい東北」の実現に向け、東北一丸の取り組みを誓った。
 会員企業や自治体、国会議員ら約350人が出席。高橋宏明会長はあいさつで「次の50年に向けて、高い目標を掲げて積極的に取り組んでいく」と述べた。
 キャロライン・ケネディ駐日米大使が記念スピーチし、震災直後の「トモダチ作戦」などを通じた日米交流に触れた上でオバマ大統領の広島訪問に言及。「震災の危機は日米の絆を強めた。広島の感動的な瞬間への道のりは、東北から始まった」と述べた。
 ILC誘致や観光振興分野での女性の積極活用などの重要性を指摘し、「世界的な課題解決に向け、東経連に民間部門における変革の先頭に立ってほしい」と呼び掛けた。
 記念講演した鈴木厚人岩手県立大学長は、ILCの東北誘致が地方創生に果たす役割を説明し、受け入れ態勢の構築を訴えた。
 東経連は1966年12月に発足。5月末現在の会員数は新潟を含む東北7県の企業など830団体。


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2016年06月09日木曜日


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