宮城のニュース

<楽天>計9四球で自滅 10失点で大敗

3回ヤクルト無死満塁、雄平(奥)に勝ち越しの中前打を許す東北楽天の先発リズ(伊深剛撮影)

 東北楽天は投手陣が三つの押し出しを含む9四球と自滅し、10失点で大敗した。「押し出しが多過ぎる。(7月の)名古屋場所にはまだ早い」。相撲の決まり手に掛けて、梨田昌孝監督はかつての野村克也元監督のようにぼやくしかなかった。
 先発リズに加え、相手の新垣も序盤から満塁のピンチを招き、二回を終えるのに約1時間を要した。「タイブレーク方式かと思った。面白くない野球だ」。穏やかな梨田監督がいつになく厳しい口調になった。
 リズは三回、同点としてもらった直後にリードを許す。無死満塁に陥り、雄平(宮城・東北高出)の中前打で2点を勝ち越されると降板を告げられた。一回の押し出しを含み計5四球の乱調ぶり。「全ての球種で制球できなかった」と肩を落とした。
 嫌な流れは覆せず、1点差で迎えた六回、3番手西宮悠介が2死から2連打を許すと、押し出し二つを含む3連続四球などで3失点。七回には安楽智大が1死一、三塁から山田に左翼ポール際へ飛び込む3ランを浴び、とどめを刺された。
 「リズの次回先発? あったとしても2軍でだろうな」。試合のリズムを崩した助っ人について、梨田監督は切り捨てるように言った。(金野正之)


2016年06月09日木曜日


先頭に戻る