岩手のニュース

<盛岡芸妓>誇り胸に精進「ひよ妓」お披露目

踊りを披露するひよ妓の喜久丸(左)、まり佳

 藩制時代から続く伝統芸能を継承する盛岡芸妓(げいぎ)見習い「ひよ妓(こ)」の白築真夏さん(23)=盛岡市=と杉下佳奈子さん(20)=岩手県雫石町=のお披露目の会が7日夜、盛岡市のホテルであった。昨年9月に稽古を始めた2人は、踊りと芸名を披露。今後、料亭のお座敷やホテルの宴会で経験を重ねながら、一人前の盛岡芸妓を目指す。
 2人は先輩姐(ねえ)さんと共に盛岡芸妓の伝統芸「金山踊り・からめ節」などを踊った。市や盛岡商工会議所がつくる盛岡芸妓後援会の会員ら約80人を前に、美しい手の動きや足運びを見せた。
 芸名は白築さんが「喜久丸」、杉下さんは「まり佳」に決まった。
 白築さんは「稽古では手足の使い方を注意されてばかりだった。何が駄目で何がいいのか、少しずつ分かってきた。名前にふさわしい芸者になれるように精進します」と話した。
 杉下さんは「姐さん方から厳しくも丁寧に教えてもらった。お座敷が華やかになる芸者さんになりたい。文化に関わる職業で、誇りを持って取り組みます」と意気込みを語った。
 指導するてる子姐さんは「最初に見たときは『あら』と思ったが、少し良くなった。これから頑張ってくれると思う」と期待する。
 盛岡芸妓はかつて90人以上いたが、娯楽の多様化や景気低迷でお座敷遊びが減り、現在は7人だけ。後継者育成に向け盛岡芸妓後援会が昨年、見習いのひよ妓を募り、2人が選ばれた。


関連ページ: 岩手 社会

2016年06月09日木曜日


先頭に戻る