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<福島原発>事故対策の新拠点 来月運用

 原子力規制委員会は8日の定例会合で、東京電力福島第1と第2原発の事故時の対策拠点となる原子力災害対策センター(オフサイトセンター)の移転を了承した。国と福島県が7月中に新センターの運用を開始する。
 福島第1の新オフサイトセンターは、県が原発から約24キロ北側に離れた南相馬市内に建設。福島第2は南に約8.5キロ離れた楢葉町内に整備した。福島第1原発事故では、大熊町にあった県内唯一のセンターが建物内の放射線量の上昇などで機能しなかった。
 南相馬市の新オフサイトセンターを巡っては、東日本大震災の発生時に敷地から約500メートルの地点まで津波が到達した経緯がある。会合では委員から「津波発生時には、代替施設の活用を含めた運用をしっかり考える必要がある」との意見が出た。
 中部電力浜岡原発(静岡県)の新オフサイトセンターは約19.6キロ離れた静岡県牧之原市に設置する。


2016年06月09日木曜日


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