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<楽天>美馬 コース丁寧に突き粘投

東北楽天先発の美馬

 美馬学がコースを丁寧に突く粘投で今季5勝目を挙げた。「三回のあのピンチを乗り切れたのが一番大きかった」と力を込める通り、押し出し死球で先制を許した後、1死満塁で山田哲人、バレンティンの強打者2人を打ち取った場面が最大の見せ場だった。
 死球を受けた坂口の治療に時間を要する嫌な間合いがあったが、「逆に冷静になれた」。落ち着いて低めを突く投球に徹し、まず山田を外角低めへの変化球で空振り三振に。続くバレンティンも低めの変化球で仕留めたが、鋭い打球が頭部付近へ返ってきた。「とっさに当てるのがやっとだった」とグラブをかざすと、打球はふわりと浮いて二塁付近へ。茂木栄五郎が素早く駆け寄って一塁送球し、ピンチを切り抜けた。
 茂木は5日の中日戦で、二塁付近からの一塁へ悪送球し、失点した反省を生かした。「いい反応ができたが、本当にたまたま取れただけ」と謙遜していた。(金野正之)


2016年06月10日金曜日


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