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<盛岡バスセンター>解体…再整備へ意見交換

盛岡バスセンターの再整備の在り方を語り合う参加者

 老朽化のため9月に営業を終え、年内に解体される盛岡市中の橋の路線バスターミナル「盛岡バスセンター」の再整備方針を考える市民講座が6日、同市内で開かれた。約30人が参加し、解体以外の工事手法や再整備後の施設に求められる機能について話し合った。
 景観保存に取り組む同市の市民団体「文化地層研究会」が主催。講師で建築会社「設計同人」の代表取締役渡辺敏男さん(65)は「センターは自動車ターミナル法が適用された全国初の施設で、バスターミナル建築の見本。地域の観光資源でもあり、安易な解体は許されない」と主張。「荷重を和らげるため3階部分を解体し、1、2階を改修すべきだ」と語った。
 市は解体後の土地を取得し、バスターミナルと地域活性化につながる施設を整備する方針。参加者からは「ロゴや看板などレトロな装飾品は残してほしい」「商店だけでなく会議室や勉強スペースを設けてほしい」といった意見が出た。
 同研究会の金野万里さん(57)は「バスセンターは盛岡市の象徴。残された時間は少ないが議論をさらに深め、集約した意見を市に提出したい」と話した。


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2016年06月10日金曜日


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