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東北倒産2.9%増 負債総額69億円・5月

 帝国データバンク仙台支店がまとめた法的整理による東北の5月の企業倒産集計(負債総額1000万円以上)によると、件数は前年同月比2.9%増の35件、負債総額は40.1%増の68億9900万円だった。負債総額は2カ月連続で増えたが、水準としては低い状態が続いている。
 県別の倒産状況は表の通り。件数は青森、山形、福島で前年同月より増加し、岩手、宮城、秋田で減少。前月比では岩手、宮城で減り、ほかの4県は増えた。
 業種別では製造業の12件が最多で、建設業7件、サービス業6件、卸売業4件、小売業3件と続いた。原因別は販売不振が30件に上り、形態別では破産が32件で大半を占めた。
 負債額別でみると、5000万円未満15件、1億円以上5億円未満が13件、5000万円以上1億円未満が4件の順。10億円以上の大型倒産は不動産賃貸の郡山大町センター(郡山市、18億円)の1件。
 特別清算した眼鏡店展開のメガネセンター(仙台市)は負債額を精査中のため、一部のみを計上した。
 帝国データバンク仙台支店は「福島では東京電力福島第1原発事故の賠償金や除染作業に伴う需要で倒産が少なかったが、やや増えた。今後も増える可能性がある」と分析した。


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2016年06月10日金曜日


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