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<参院選青森>最下位脱出へ「1票のお願い」

一生のお願いをするかのように投票を呼び掛ける啓発ポスター

 国政選挙の投票率が2年連続で全国最下位という汚名返上を目指す青森県選管は10日、参院選(22日公示、7月10日投開票)に向けた啓発事業を発表した。子育て世帯や学生ら若年層へのアピールと、投票に行きやすい環境づくりを重視した。
 子ども連れでも投票しやすいよう、十和田市役所と青森県おいらせ町役場内の期日前投票所の一角に、マットで囲った約2.5メートル四方の遊び場を設ける。県選管職員が担当し、7日間程度開設する予定。投票所内への遊び場設置は全国初という。
 指定投票所が遠いなど投票に不便な有権者向けの支援も拡大。昨年の知事選で投票日にシャトルバスやタクシーでの送迎を実施した2市町に加え、4町が当日か期日前投票期間のいずれかにバスなどを運行する。
 高校、大学生らを対象にアイデアを募集したテレビCMは、選挙期間中の7月3〜10日に民放3局で計120回放映する。お笑い芸人が「こんな投票は嫌だ」とボケとツッコミのやりとりをリズミカルに見せる。CMを基に啓発ポスターも約3100枚作製した。
 県内では期日前投票所が昨年の知事選より18カ所多い91カ所に設置される見通しで、2013年参院選に比べ約3割増。このうち大学が5カ所、商業施設が9カ所と全国でも高い水準だという。大学では、学生や若手社会人による「あおもり投票率向上サポーター」がちらし配布などの啓発活動に取り組む。
 県選管の安藤毅事務局長は「選挙権年齢引き下げや投票所への子ども同伴解禁といった法改正を、最下位脱却への大きなチャンスにしたい」と話した。


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2016年06月11日土曜日


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