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<福島第1>3号機カバー組み立て訓練を公開

組み立て訓練を公開した3号機燃料取り出し用カバー

 東京電力は10日、使用済み核燃料の搬出のため福島第1原発3号機に設置するカバーの組み立て訓練を、いわき市の小名浜港の仮組み現場で公開した。東電は2017年度の燃料取り出し開始に向け、16年度中にカバー設置工事に着手する方針。
 3号機は水素爆発で建屋上部が吹き飛んでおり、カバーは放射性物質の飛散防止が目的。円筒形のユニット8枚をつなげて高さ18メートル、長さ約60メートルのかまぼこ形の屋根を造る。作業員の被ばく低減のため、小名浜港の作業場で部材を仮組みし、第1原発に海上輸送する。
 現場で迅速かつ確実に設置作業を進めるため、5月中旬から組み立て手順や安全性の確認訓練を行っている。10日は、レールに載せたユニットをモーターで動かし所定の位置に移動させる作業を公開した。
 工事を請け負う鹿島などの共同事業体の加藤和宏工事長は「訓練で見えた細かな点をさらに改善し、作業時間短縮と安全性向上に生かしたい」と話した。
 3号機には使用済みと未使用の燃料計566体が使用済み燃料プールに保管されている。


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2016年06月11日土曜日


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