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<震災5年3カ月>土砂かき分け 手掛かりを

土砂をかき分けて手掛かりを捜すボランティア

 東日本大震災から5年3カ月となった11日、宮城県気仙沼市の一般社団法人「気仙沼復興協会」は同市本吉町小泉地区で行方不明者の捜索を実施した。
 同協会が首都圏などから受け入れたボランティア約50人が参加。海に向かって黙とうした後、スコップやクワを使って沼地から運び上げた土砂をかき分けた。
 同市東中才の看護師千田淑子さん(66)はボランティアに初参加した。震災では、勤務先の介護老人保健施設で入所者が犠牲になった。「生かされた者として役に立ちたいと思っていた。一人でも多くの手掛かりを捜したい」と、クワを持つ手に力を込めた。
 市内の行方不明者は220人で、うち小泉地区は18人に上る。同協会は全国からボランティアを受け入れ、不明者遺族の要望を聞きながら捜索を続けている。


2016年06月12日日曜日


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