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<楽天>8回逆転 後藤と聖沢が共演

8回東北楽天2死一、三塁、聖沢が勝ち越しの右前適時打を放つ(坂本秀明撮影)

 若手の活躍が目立つ東北楽天で、熟練の巧打者2人がここぞの一打で勝利を引き寄せた。0−1の八回、37歳後藤、30歳聖沢が連続適時打で一気に逆転勝利に導いた。広島の新人・岡田の力投の前に零敗の気配が漂っていただけに、梨田監督は「よく打ってくれた」とたたえた。
 まず後藤が粘りの一打を見せた。八回2死一、二塁で代打出場し、2番手ヘーゲンズと対戦。膝元を同じ変化球で攻め続ける相手に根負けせず、ファウルで逃げるなどした後の7球目で、勝負を決めた。見逃せばボールになるような変化球に食らい付き、一、二塁間を破った。試合後のお立ち台には立たず、「自分はいいでしょ」と報道陣の取材も遠慮したが、一塁上では「どうだ」と言いたげな表情で意地を見せた。
 続いて聖沢が勝ち越し打。「お手本を見せてくれた」と後藤が打った変化球打ちを参考に、内角への変化球を同じく右前へ引っ張った。「会心の当たりを打ちたかったが、右前へ打てて良かった」としぶとく安打にした。
 「ベテランも若手も頑張れば、チームもどんどん上にいける」と中堅の聖沢。茂木、足立、オコエら台頭著しい新人とともに、チームを立て直す決意を示した。(浦響子)


2016年06月12日日曜日


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