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<仙台市中学総体>柔道女子 富沢粘って頂点

柔道女子団体リーグ、中野−富沢 富沢の中堅島野(上)が横四方固めで一本勝ち

 第65回仙台市中学校総合体育大会が11日、市内各地などで開幕した。初日は13競技が行われ、柔道の女子団体は富沢が全市大会になってから13年ぶり3度目の優勝を飾った。陸上男子走り高跳びは葛野和人(南中山)が1メートル77で初めて制した。卓球の青葉区女子団体は仙台一が27年ぶり2度目の優勝。バドミントンの若林区男子団体は聖ウルスラ学院英智が11年連続12度目の頂点に立った。
 第2日の12日は14競技、最終日の13日は12競技が市内各地などで行われる。

▽柔道(宮城県武道館)
 ▽男子団体予選リーグAブロック (1)袋原2勝(2)東北学院1勝1敗(3)長町2敗
 ▽Bブロック (1)中野2勝(2)高砂1勝1敗(3)五城2敗
 ▽Cブロック (1)富沢2勝(2)岩切1勝1敗(3)宮城教育大付2敗
 ▽Dブロック (1)広瀬2勝(2)将監東1勝1敗(3)六郷2敗
 ▽女子団体リーグ (1)富沢3勝1敗(2)長町2勝1敗1分け(3)七郷2勝1敗1分け(4)広瀬2勝2敗(5)中野4敗
(2、3位は内容による)

◎表彰台/自主練で寝技に磨き
 柔道の女子団体は、3年生のいない富沢が3勝1敗で、全市大会になってからは13年ぶり3度目の頂点に立った。一度は優勝争いから後退しながら、諦めない心の強さが光った。
 5校のリーグ戦。長町に勝って迎えた2戦目で七郷に黒星を喫した。「みんな気落ちしている」と感じた島野(2年)は技で仲間を鼓舞。広瀬との3戦目の先鋒(せんぽう)戦で鋭い大内刈りで一本勝ちした。中堅戦で酒井(1年)もけさ固めで一本を取るなど2−1で制し、勢いを取り戻した。
 中野との最終戦は、相手のメンバーが1人足りないため、先鋒戦が不戦勝。中堅戦で島野が開始から約20秒、横四方固めを決めて一本を奪い、2−0とした時点で3勝目が決まった。その後は他校の勝ち星が伸びず、栄冠をつかんだ。
 ここ5、6年は団体の3人がそろわず、昨年も島野と岡崎(2年)の2人だけ。春に酒井が入部して陣容が整った。「優勝へ本気になった」と島野。苦手という寝技の自主練習にも積極的に取り組み、満を持して試合に臨んだ。
 この勢いで県中総体に挑む。「練習の成果を出し切り、悔いのない試合をしたい」と酒井。岡崎も「次こそは勝ちたい」と頼れる仲間に続く決意だ。
(原口靖志)


2016年06月12日日曜日


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