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<富谷市移行>町役場発着バス運行実験へ

 宮城県富谷町は市制移行に合わせ、町役場を発着点とした新ルートのバス運行の実験に10月から乗り出す。住民の利便性向上とともに、同町の「弱点」ともいわれる交通網の強化が狙いだ。
 町は現行6路線の町民バスを運行する。いずれも町役場を経由するが、需要が高いとされる仙台市泉区の泉中央方面への乗り入れルートはない。泉中央方面へ乗り入れる宮城交通の路線バスは町役場を経由しないため、バス以外の交通手段がない高齢住民らから改善を求める声が出ていた。
 実験では、宮城交通の協力で役場を発着点とした区間を一部新設し、役場と泉中央を結ぶ。計画案では平日1日4往復を想定し、町民バスからの乗り継ぎの利用者に限り、乗り継ぎ券を交付し、100円の負担額で利用できるようにする。
 期間は10月11日から2018年3月末までの1年6カ月間を予定。実験の検証を経て本格運行も検討する。町は本年度分として10月から来年3月までの実験事業に約500万円を計上した。町企画政策課は「町役場が発着点となり泉中央を結ぶ路線ができれば、住民の足の利便性が高まる。今後、さらに協議して実験に臨みたい」と話している。


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2016年06月14日火曜日


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