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<参院選岩手>小沢氏 野党共闘てこ入れ

共闘を誓って握手を交わす小沢氏(左)と黄川田氏

 生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)は13日、盛岡市に入り、参院選(22日公示、7月10日投開票)岩手選挙区(改選数1)に野党統一候補として立候補する元秘書への支援を野党各党に要請した。対する自民党は14日に安倍晋三首相が岩手で遊説し、新人陣営への支持拡大を図る。党首が相次いで駆け付け、公示直前の攻防はめまぐるしく動く。
 小沢氏は民進、共産、社民各党の県組織や連合岩手、共闘を支持する市民団体「いわて市民ネット」など計8団体を訪問。新人の木戸口英司氏(52)への支援を求めた。
 2012年の民主党離党後、初めて訪れた民進党県連では、黄川田徹代表(衆院岩手3区)に面会。同年の衆院選では小沢氏が刺客をぶつけた経緯がある。
 「これからが本番。よろしく頼みます」と頭を下げた小沢氏。黄川田氏は「しっかりやっていきます」と応え、握手を交わした。
 市民ネットとの懇談では、主婦で共同代表の高橋奈々子さん(36)が「国会に市民の本音を届ける議員を選んでほしい気持ちで活動してきた。一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。
 小沢氏は記者団に、達増拓也知事支援で野党が結集した昨夏の知事選を挙げ「野党の連帯が強まるきっかけになった。何としても勝利し、政権に影響を及ぼすような結果を出していく」と語った。木戸口氏の後援会事務所にも立ち寄り、関係者を激励した。
 新人の田中真一氏(49)を擁立する自民党は、小沢氏の動きに応戦。13日は朝から党の宣伝車を走らせ、14日に安倍首相が盛岡市と北上市でマイクを握ることを訴えた。
 首相が遊説を本格化させて以降、訪れたのは山形、山梨、奈良、三重など全て勝敗を左右する「1人区」。公示直前の遊説は、岩手を重点選挙区の一つに位置付けている表れだ。
 田中氏は13日に一関市であった事務所開きで「安定した政治なくして安定の生活はない」と強調。首相が応援に入ることで「ますます負けられない戦いになる」と気を引き締めた。
 同選挙区には幸福実現党県副代表石川幹子氏(51)も立候補する。


2016年06月14日火曜日


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