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<小坂鉄道>ブルトレあけぼの 廃線快走

廃線跡を走ったあけぼの号。沿線では町民が手を振って見送った

 秋田県小坂町は12日、体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」で宿泊施設「ブルートレインあけぼの」として使っている寝台客車に客を乗せ、旧小坂線の廃線跡を特別運行した。同線を旅客列車が走るのは22年ぶりで、町民や鉄道ファンが沿線で写真を撮ったり手を振ったりして歓迎した。
 客車は4両編成で、「あけぼの」「日本海」の看板を取り付けた小坂鉄道の機関車が前後で引っ張った。旧小坂駅−旧1号トンネル間2.5キロを約20分かけて往復。5往復で延べ約400人が乗車した。
 初めて寝台列車に乗った能代市第四小5年金坂湘君(10)は「心地よい揺れでよく眠れそう。また乗りたい」と話した。
 特別運行は町中心部であった「アカシア祭り」に合わせて今年初めて行った。
 小坂鉄道は1994年に旅客営業を廃止し、2009年に貨物営業をやめて廃線となった。町は、旧小坂駅を活用し14年にオープンさせたレールパーク拡充の一環で、廃車となった客車をJRから譲り受け、昨年10月から宿泊施設を営業している。


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2016年06月14日火曜日


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