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旧陸軍機航空遺産に 十和田湖から引き揚げ

重要航空遺産に認定された「一式双発高等練習機」

 三沢市の青森県三沢航空科学館は14日、2012年に十和田湖から引き揚げられた旧陸軍の「一式双発高等練習機」が、一般財団法人日本航空協会の「重要航空遺産」に認定されたと発表した。認定は東北で初めて。
 航空遺産の認定制度は07年に協会が設け、国立科学博物館所有の国産旅客機「YS11」の量産初号機などを対象に、これまで8件を認定。協会は練習機の認定理由について「航空機開発の歴史を今日に伝え、当時の状態を保っており、文化財的価値も高い」と説明する。
 練習機は1943年9月に能代市から八戸市に飛行中、十和田湖に不時着し、沈没した。量産された1342機のうち、原形をとどめて現存するのはこの1機のみ。引き揚げた県航空協会が所有し、科学館で展示している。同館は「今後も管理を徹底し、機体を後世に残したい」と話す。認定は7月2日付。


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2016年06月15日水曜日


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