岩手のニュース

<内陸地震8年>児童ら「忘れない」防災学習

崩落した祭畤大橋の遺構を見学する児童

 岩手・宮城内陸地震から8年となった14日、被災した岩手県一関市厳美町にある本寺小の児童たちが、地震の爪痕が残る現場で防災学習に取り組んだ。
 全校児童23人と教師が、市野々原地区の磐井川流域で起きた大規模地滑り現場と、崩落時のひしゃげた姿を残す国道342号旧祭畤(まつるべ)大橋周辺を見学した。
 岩手南部森林管理署の職員が同行し、川にせき止め湖を造った地滑りのメカニズムを解説し、治山事業の重要性を説明した。
 児童たちは崩落現場を一望できる見学スペースのごみ拾いや花壇の手入れにも汗を流した。6年槻山佳望さん(11)は「大きな揺れでとても怖かったことを決して忘れない」と誓った。
 同小は毎年この時期、防災教育の授業に力を入れている。菅原由美子教務主任は「内陸地震の教訓を次の災害の被災者支援につなげたい」と語った。


2016年06月15日水曜日


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