広域のニュース

<参院選東北>首相走る岩手と宮城4カ所遊説

アベノミクスの実績を強調し、支持を訴える安倍首相=14日午後5時45分ごろ、仙台市青葉区一番町3丁目

 安倍晋三首相は14日、参院選の自民党候補予定者を応援するため、岩手、宮城両県の4カ所で街頭演説した。「アベノミクスのギアを2段、3段と上げてデフレから脱却し、日本を豊かにする」と経済政策の推進を力説。「子どもの未来を無責任な勢力に託してはならない」と野党共闘への敵意をあらわにした。
 正午すぎ、盛岡市中心部の街頭に立った安倍首相は就業者数の増加や47都道府県で1倍を超えた有効求人倍率などの実績を強調。「アベノミクスの果実を子育てや介護などの社会保障に充て成長と分配の好循環を生み出す。この道を力強く前に進める」と訴えた。
 地方創生の取り組みにも触れ「今年を東北の観光復興元年とし、2020年までに外国人観光客を今の3倍に増やす」と説明した。
 引き続き、北上市では安全保障関連法廃止を訴える野党をけん制し、「廃止すれば日米の絆が根底から覆される。無責任な主張をする人たちに日本の安全は託せない」と力を込めた。
 宮城県に移動した安倍首相は石巻市で演説した後、午後5時半すぎに仙台市中心部でマイクを握った。東日本大震災からの復興政策について「震災前よりも発展した東北をつくるために力を尽くす」と述べた。
 野党共闘に対する批判のボルテージも上げ、「『自衛隊解散』を綱領に明記する共産党と組む勢力に一票を入れるのか、自公の連立政権に託すのかが問われている」と繰り返した。


2016年06月15日水曜日


先頭に戻る