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<参院選宮城>洋上投票円滑に 受信装置設置

洋上投票用の機器類の操作を確認する関係者

 参院選(22日公示、7月10日投開票)を前に、気仙沼市選管は15日、漁船員らによる洋上投票をファクス受信する装置を事務局内に設置した。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた今回の選挙で、水産高校の実習船に乗り組んだ生徒は投票できないが、東北で該当者はなかった。
 洋上投票は2000年の衆院選以降の国政選挙で実施されている。市では12年衆院選、13年参院選、14年衆院選と続けて投票者がなかった。今回も、現時点で市選管に投票用紙を請求した人はいない。市選管は21日まで請求を受け付ける。
 一方、実習船の生徒が投票できないのは洋上投票で必要な「船員手帳」がないことが原因。東北の九つの水産高校のうち、加茂水産高(鶴岡市)は7月13日に洋上研修を終える予定だが、有権者となる生徒が船に乗っていなかった。
 地元に気仙沼向洋高がある気仙沼市選管の担当者は「1票の重みがあり、実習船の生徒も投票できる対応が必要ではないか。国に改善を求めたい」と述べた。


2016年06月16日木曜日


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