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<弘前大>学長ら共著論文取り下げ データに疑い

 弘前大は15日、米医学雑誌などに2005年に掲載された佐藤敬学長が共著者となっている論文3編が、データの妥当性に疑いが残るほか、論文の著作者が適正に公表されない問題があったとして取り下げられたと発表した。取り下げは今月3日。
 同大によると、論文は認知症に関する内容で、責任著者は元同大医学部教授の佐藤能啓氏。能啓氏は03年3月まで在籍し、論文掲載時は福岡県田川市の民間病院に勤務していた。
 聞き取りの結果、学長は論文の英文を校閲し、査読者からの修正依頼に関する指導を行っていた。能啓氏は16年3月に病院を退職し、連絡が取れないという。
 同大は掲載時に責任著者が在籍していなかったことなどから、調査委員会を設ける要件を満たしていないと判断。今後も正式な調査の予定はないという。


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2016年06月16日木曜日


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