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<最終処分場>環境副大臣「今月中に協定を」

 東京電力福島第1原発事故で発生した福島県内の指定廃棄物を富岡町の最終処分場に埋め立てる計画で、井上信治環境副大臣は15日、国と県、富岡町、搬入路のある楢葉町との安全協定を「6月中に締結したい」との考えを示した。
 楢葉町役場で松本幸英町長と会談し伝えた。松本町長は「富岡町、県と相談し、早期に締結するための調整を進めたい」と述べた。
 環境省は4者の協定を5月に結ぶ方針だったが、楢葉町の地元行政区に反対が根強いことなどから先送りしていた。松本町長は「地元の理解を得られるよう、説明責任を果たしてほしい」と注文した。
 環境省は地元行政区とも安全協定を結ぶ方針。井上氏は会談後、報道陣に「4者の協定締結後、準備工事に着手し、進める中で地元と協議する。住民の安全確保に協定は不可欠」と述べ、行政区との協定締結後に搬入を始める考えを示した。搬入開始の時期は「年末年始ごろまでに何とかしたい」と語った。
 井上氏は農業の風評被害対策を松本町長に提示。町が要望した除染廃棄物の仮置き場集約にも対応する意向を伝えた。


2016年06月16日木曜日


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