広域のニュース

<道交法改正1年>自転車危険行為 宮城32件

 悪質な自転車運転者に安全講習を義務付けた昨年6月の制度導入から1年間で、東北では「危険行為」として77件が摘発されたことが各県警などへの取材で分かった。最多は宮城の32件で全体の4割を占めた。
 宮城以外の内訳は山形17件、福島13件、岩手9件、青森4件、秋田2件。危険行為の内訳は安全運転義務違反46件、酒酔い運転10件、信号無視8件、ブレーキがない自転車の運転6件などだった。
 全国では大阪が5126件と最多で東京3581件、兵庫2054件。少ない順では福井が唯一、摘発がなく、長崎1件、秋田、富山、三重、岐阜、鳥取各2件で続いた。2回以上、摘発された運転者を対象にした安全講習の受講者は24人で、東北はゼロだった。
 昨年6月1日施行の改正道交法は、重大事故につながる危険行為に信号無視や酒酔い運転、スマートフォンを操作しながらの運転など14項目を指定。3年間に2回以上、摘発された違反者に有料の講習受講を義務付けた。対象は14歳以上。
 宮城県警交通企画課の担当者は「違反者の大半が仙台に集中している。危険行為の取り締まり、安全教室などの開催に力を入れ、新ルールの周知徹底を図りたい」と話した。


関連ページ: 広域 社会

2016年06月16日木曜日


先頭に戻る