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<楽天>初アーチの足立 笑顔消える

8回巨人1死二塁、坂本(右)に左中間へ逆転2ランを浴びた東北楽天・青山

 東北楽天ファン、そして足立祐一にとって、天国から地獄へ落ちたような八回の攻防になった。プロ初の本塁打で勝ち越しの一発を放った直後、5番手青山浩二とのバッテリーで4失点。新人捕手は「(序盤から点を)取って取られての展開だったから、あり得ること」と苦い敗戦をかみしめた。
 マシソンの155キロにも力負けしなかった。6−6の八回1死、真ん中に来た直球を振り抜くと、打球は左翼席の最前列に飛び込んだ。白い歯を見せてナインとハイタッチを交わし、「うれしかった。あの時は」と振り返る。
 その裏1死二塁から、坂本勇人(青森・光星学院高出)に逆転2ランを浴び、笑顔が消えた。2球目に内角へシュートを見せたが「反応がなかった」(青山)ことで、2ボールからの3球目も内角直球を選択したのが裏目に出た。その後4安打で、さらに2点を失った。
 前日は小関翔太と外角中心に組み立てて、村田修一にサヨナラ打を浴びた青山は「実力不足。2日続けてチームに負けを付けて申し訳ない」とうなだれた。「強気なのか、むちゃなのか。冷静に判断すれば良かった」とは足立。自らのリードを悔やんでも悔やみ切れない様子だった。(佐藤理史)


2016年06月17日金曜日


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