宮城のニュース

<卓球荻村杯>U21張本決勝 一般は本戦逃す

21歳以下の男子シングルス準決勝 ブラジル選手と対戦する張本

 卓球のワールドツアー、荻村杯ジャパン・オープン第2日は16日、東京体育館で行われ、男子シングルスの予選3回戦で12歳の張本智和(エリートアカデミー、仙台市出身)は世界選手権団体戦代表の大島祐哉(ファースト)に1−4で敗れ、本戦に進めなかった。21歳以下の男子シングルスは張本と三部航平(専大、青森山田高出)が17日の決勝に進んだ。
 男子ダブルス1回戦はリオデジャネイロ五輪代表の丹羽孝希(明大、青森山田高出)吉村真晴(名古屋ダイハツ)組がフランスのペアに3−1で勝って初戦を突破した。
 女子シングルスは佐藤瞳(ミキハウス)、15歳の早田ひな(福岡・希望が丘高)らが予選2回戦に勝って本戦に進出。21歳以下の女子シングルスは準決勝で浜本由惟(エリートアカデミー)が早田を3−2で振り切り、決勝に進んだ。

◎精神的な成長快進撃支える
 点を取るたびに、声変わりしつつある雄たけびが何度も響いた。21歳以下の男子シングルスで12歳の張本が決勝進出。1日で4試合をこなす強行日程の中、締めの一戦はストレート勝ち。「まさか3−0とは思わなかった。いいプレーができた」と振り返った。
 準決勝は及川(専大、青森山田高出)ら日本人2人を破ったカルデラノ(ブラジル)と対戦。力で勝る相手に、素早いフットワークで応戦し、終始試合を優位に進める。「相手が攻めても粘って点を取れた」と開催国の意地を見せた。
 今春、仙台市東宮城野小を卒業し、東京を拠点に活動する。全国トップレベルの選手と練習する成果もあり、「格が上の選手に勝ち、手応えを感じた」。日ごろ指導する父の宇コーチの目にも、この一戦は「自信を持って臨んでいる」と映った。技術だけでなく、精神的な成長も快進撃を支えている。
 大会冊子では「規格外の怪物中学生」と紹介される。頂点まであと1勝に迫った。東京五輪のホープは「向かっていく気持ちでプレーする」と誓った。(剣持雄治)


2016年06月17日金曜日


先頭に戻る