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<参院選青森>六魂祭難敵?県都で活動に苦慮

東北六魂祭の垂れ幕が掲げられたJR青森駅前

 参院選青森選挙区(改選数1)の各陣営が、青森市で25、26日に開催される「東北六魂祭」の対応に苦慮している。公示日の22日は祭りに向けて会場設営が行われている所もあり、市中心部での第一声の場所選びが難航。公示後初の週末は祭り真っただ中で、各陣営は大票田の青森市を避ける選挙活動を余儀なくされる。「祭りで調整が大変になるとは…」と思わぬ難敵に頭を悩ませる。
 「人が集まりやすい場所は、既に六魂祭関係で押さえられていた」と肩をすくめるのは、立候補を予定する自民党現職の山崎力氏(69)=公明党推薦=の陣営関係者。青森市が地盤だが、祭り期間中は「一切入らない予定」と市外での活動を検討する。
 民進党新人で元衆院議員田名部匡代氏(46)=社民推薦=の陣営関係者も「今回は場所の選定が難しい」と困惑する。公示後初の週末は「まだ何も決めていない」状態。八戸市に地盤があり、県都で存在感を強めたい田名部陣営だが、祭りが活動を阻む。
 六魂祭実行委員会事務局(青森市)によると、市中心部の祭り準備は20日ごろに始まる。第一声定番の「青森駅前公園」や、県観光物産館「アスパム」に隣接する「青い海公園」に会場が設営される。県庁そばの「青い森公園」はコンビニエンスストアの建設工事中で、集会スペースが使えない。
 さらに、祭り期間中は市中心部の一帯で交通規制が実施される。実行委事務局の担当者は「東日本大震災の犠牲者鎮魂が目的の祭りなので、当日は会場内での選挙活動は控えてもらいたい。大半が観光客なので票につながらないのでは」とけん制する。その一方で、「あくまでお願いであり、活動を制限する立場にはないが…」と話す。
 六魂祭は2011年7月の仙台市開催を皮切りに、年1回、青森を除く東北5県の県庁所在地で持ち回りの形で開催してきた。いずれも国政選挙の選挙期間と重なることはなかった。


2016年06月17日金曜日


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