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<震災慰霊碑>岩手・山田 命守る誓い刻む

慰霊碑に刻まれた「命を守る誓い」を朗読する児童たち

 東日本大震災の津波で住民119人が犠牲になった岩手県山田町の大沢地区の南陽寺に、鎮魂の慰霊碑が建立された。
 黒御影石の慰霊碑には、犠牲者の名前と津波の教訓を伝える「命を守る五の誓い」を刻んだ。費用は南陽寺と地区の復興工事を進める共同企業体が負担した。
 除幕式は月命日の11日に行われ、亡くなった人の名前が一人一人読み上げられ、約130人が祈りをささげた。大沢小の児童が「少しでも高いところに逃げろ、逃げたら、ぜったいにもどるな」と碑に刻まれた誓いを朗読した。
 震災で兄を亡くした大沢地区遺族会の福士勝久会長(71)は「碑は地域住民の念願だった。犠牲者を思い、二度と津波で命を落とさないよう教訓を伝える場にしたい」と話した。


2016年06月17日金曜日


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