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<楽天>7回の猛攻 藤田主役打

7回、2点三塁打を放ち、三塁上で喜ぶ東北楽天・藤田

 筒香の右翼席への特大ソロで1点差に詰め寄られ、暗雲が漂い始めた七回。東北楽天打線が大技に小技を絡めたそつのない攻撃で中押しの4点を奪い、再び流れを引き戻した。
 口火を切ったのが藤田。1死一、三塁で2番手田中の代わりばなを捉え、右翼線に2点三塁打を放った。前カードの巨人3連戦で14打数1安打と調子を落としていただけに「チャンスで何とか点を取りたかった」。2012年まで8季在籍した古巣との対戦で執念の一打を見せた。「オコエがよく走ってくれた」と一塁から一気に本塁に生還した新人をたたえた。
 小技で揺さぶったのが茂木。初球に、意表を突いてスクイズを決めた。梨田監督は「相手ががっくりきている場面。それに茂木は強引な振りが目立っていた」と迷わずサインを出した。茂木もきっちり投前に転がし「必死だった。コースが甘くてアウトになるかと思ったが、一発で決められて良かった」。最後は岡島が適時二塁打で畳み掛けた。
 オコエ、藤田、茂木の1〜3番が機能し、「狙い通り」と仁村ヘッドコーチもにやり。4安打で意地を見せた33歳の藤田は「若い二人に挟まれている。自分もしっかりしないといけない」と、交流戦のラストスパートに向け気を引き締めた。(佐々木智也)


2016年06月18日土曜日


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