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「三陸」丸ごと味わって 東京で販売商談会

「三陸」ブランドの確立に向けて本格始動したフィッシャーマンズ・リーグのメンバーら

 「三陸」ブランドの水産品を世界に発信する「SANRIKUフィッシャーマンズ・フェス」が17日、東京・浅草の商業施設で始まった。岩手、宮城両県の漁業、水産加工業の若手リーダーらの広域ネットワーク「フィッシャーマンズ・リーグ」の主催で、ウニやカキなどの水産加工品の販売や商談を行う。19日まで。

 17日のマスコミ向け発表会では、水産加工業「ひろの屋」(岩手県洋野町)の社長で、リーグのリーダーを務める下苧坪(したうつぼ)之典さん(35)が「今は認知度が低い『三陸』を丸ごと味わってもらいたい」とブランド化に向けた意欲を語った。
 期間中はウニやホタテを使った海鮮丼などを提供する飲食コーナーが設けられ、カキやワカメ、ホヤの加工品販売会がある。初日は小売店購買担当者との商談会が行われた。18日は産地ごとのワカメの食べ比べなど食育イベントがある。
 同リーグは東日本大震災を機に交流を深めた漁業者や水産加工業者のリーダーによって3月に発足。今回のフェスが初めての本格的な活動となる。今後「三陸カキ」「三陸ワカメ」を代表的商品に輸出などに取り組む。気仙沼市唐桑町でカキ養殖を営む畠山政也さん(32)は「震災以前は地域を越えた協力は考えられなかった。世界に誇る三陸の水産物を発信したい」と笑顔を見せた。


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2016年06月18日土曜日


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