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<ベガルタ>あうんの呼吸勝利呼ぶ 2トップ躍動

仙台―甲府 後半14分、右からのクロスに仙台・ハモンロペスが頭で合わせ同点ゴールを決める

 仙台は先制されても必死に食らい付いた。体を投げ出して、ボールを奪い取った。5バックで自陣を固める甲府に対して、サイドから、中央からと諦めずに攻撃し続けた。その執念が後半の2得点につながった。今季初の逆転勝利。渡辺監督は「自信につながる」と笑顔を見せた。
 立役者は、頼りになる2トップだった。後半14分に同点弾を決めたハモンロペスがその20分後、左サイドからゴール前へクロスを送った。地をはう鋭い弾道に、相方の野沢が素早く飛び込んだ。「必ず2点目を取れると信じていた」。決勝点を挙げ、主役は胸を張った。
 2人の本職はMFだが、日増しにゴールへの嗅覚が鋭くなっている。実は「ゴール前に味方が2人いたが、野沢とは分からなかった」とハモンロペスは語る。対する野沢は「俺は(J1で)長年やってきた。あいつがやりたいことは熟知しているし、やりやすいようにさせている」。あうんの呼吸が勝利を呼び込んだ。
 昨季はなかった4連勝を果たした。守りに自信を持つ甲府の佐久間監督を「勢いのあるチームは違う。戦術は徹底され、われわれの想像を上回っていた」とうならせた。敵が恐れる台風の目に仙台がなりつつある。(狭間優作)


2016年06月19日日曜日


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