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<卓球荻村杯>水谷4強ならず

準々決勝で姿を消した水谷

 第4日は18日、東京体育館で行われ、シングルス準々決勝で男子の水谷隼(ビーコン・ラボ、青森山田高−明大出)と女子の早田ひな(福岡・希望が丘高)がともに敗れ、19日の最終日を前に日本勢はシングルス、ダブルスとも敗退した。
 リオデジャネイロ五輪代表の水谷は、世界ランキング1位の馬龍(中国)に0−4で完敗。15歳の早田も世界ランク2位の丁寧(中国)にストレートで敗れた。
 シングルスは男女ともベスト4が出そろい、男子は全員、女子は3人が中国勢となった。最終日はシングルスの準決勝と決勝、ダブルスの決勝が行われる。

<世界王者に屈す「まだまだ未熟」>
 「相手が中国選手というプレッシャーに負けていた。自分はまだまだ未熟」。水谷は淡々と話した。日中のエース対決は序盤で勝負が決し、馬龍にストレート負け。世界王者の壁はやはり厚かった。
 「第1ゲームは手が震えた。どうしようと考えてしまった」。心の中を見透かされたのか、あっさりと先手を取られる。普段通りにプレーできた時にはゲームカウントは0−2。「そうなるときつい」。優位に立った馬龍に伸び伸びと打たせてしまった。
 結果だけを見れば完敗。ただ、手応えを感じた。レシーブからの4球目、ラリーでの打ち合いから「今までにない点の取り方ができた」。
 第2ゲーム以降の得点差は3点以内。世界一との差が徐々に縮まっているのを実感する。それだけに「競り合いの時に思い切りプレーできればいい。(得点できるはずだった)1、2本の失点を得点に変えられるようにしたい」と言う。
 五輪本番までに「自信を持たないと駄目」と言い聞かせる。「中国選手に一度でも勝てば自信が付くのかな。負け過ぎて心が折れる」。最後はつい本音が漏れてしまった。(剣持雄治)


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2016年06月19日日曜日


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