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津軽三味線+江差追分 青森と道南交流の響き

津軽支部設立に先立ち、江差町出身の歌手による親善ライブが行われた=3月、津軽三味線会館(同館提供)

 哀愁を帯びたメロディーで知られる北海道江差町の民謡「江差追分」と津軽三味線を通して、道南と青森県の交流を図ろうという取り組みが進んでいる。今年3月の北海道新幹線開業を機に「江差追分会青森県津軽支部」が設立され、今月から月に1回、実演会を開く。
 江差追分の継承と普及を目的に1935年に発足した「江差追分会」は、道内や仙台など国内外に150以上の支部があるが、青森県にはなかった。
 北海道北斗市生まれで津軽三味線も演奏した歌手の故三橋美智也さんが縁で、交流があった青森県五所川原市と江差町の有志が協力して4月、津軽三味線会館(五所川原市金木町)を拠点に、会員32人の津軽支部を設立した。
 今後は本場の江差追分に触れてもらうため毎月1回、江差町の歌い手らを招き、同会館で実演会を開催。青森の津軽三味線奏者らが、江差町で演奏する計画も進めている。
 同会館の伊藤一弘館長は「新幹線開業を機に、道南との交流の新たなコンテンツとして期待している」と話す。江差追分会事務局の三好泰彦次長は「伝統継承への思いは同じ。民謡を通して交流を盛り上げたい」と意気込む。
 津軽三味線会館での実演会は26日午後1時20分と同2時20分から。無料。連絡先は同会館0173(54)1616。


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2016年06月20日月曜日


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