山形のニュース

<復興支援>被災者らバスツアー 今年も田植え

昔ながらの田植えで汗を流す被災者ら

 東日本大震災の被害を受けた仙台市若林区などの被災者と首都圏の支援者計41人が11日、1泊2日のバスツアーで山形県最上地方を訪れ、田植えやワラビ採りを楽しんだ。
 震災の被災者を勇気づけようと、新庄市内の農家グループ「ネットワーク農縁」が企画した。2011年に始め、6年目。
 初日は市内の20アールの水田で在来種「さわのはな」の苗を手植えした。3回目の参加となる若林区上飯田の無職相沢ちよのさん(80)は「田んぼは持っていたけど、手で植えたのはここが初めて。田植えは面白いね」と汗を拭った。
 農縁は、秋に収穫したコメの一部は参加者に配るほか、「まけるまい!」と名付けて販売する。売上金は、震災の風化を防ぐため首都圏を中心に全国で被災者が体験を話す「語り継ぐ会」の開催資金に充てる。
 農縁の高橋保広代表(69)は「震災直後に宮城を訪れ、支援したいと考えてこの田植えを始めた。あの惨劇が風化しないよう、活動を続けたい」と話した。


2016年06月20日月曜日


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