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<エゾイシカゲガイ>復興の味 今年も

出荷が始まった陸前高田市特産のエゾイシカゲガイ

 岩手県陸前高田市の広田湾漁協は、特産の「エゾイシカゲガイ」を今年初めて出荷した。全国で同漁協だけが養殖している。ブランド力を高め、生産量を増やしていく考えだ。
 広田湾で採った稚貝を約2年半養殖する。幅5.5センチ以上の貝計約1.4トンを19日、築地市場などに送った。養殖漁師は13人。今秋までに過去最高の67トンの出荷を見込む。2010年の37トンと比べほぼ倍になる。
 エゾイシカゲガイは「石垣貝」とも呼ばれる。クリーム色の身はうま味や甘味があり、主に刺し身やすしネタに利用される。築地では1キロ(18個前後)2300円で取引されるという。
 広田湾漁協は年100トンの出荷を目指す。地名と商品名を組み合わせた地域ブランド制度「地域団体商標」の登録を検討している。
 同漁協気仙支所の熊谷智さん(41)は「天然なので確保できる稚貝の量が安定しないのが悩み。新規の漁業者や漁場を増やしたい」と話している。


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2016年06月21日火曜日


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