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生活向上の一助に 鍋倉トンネル完成

鍋倉トンネルの開通式でテープカットする関係者

 原発事故からの復興などを目指して福島県が川内村の県道で建設を進めていた「鍋倉トンネル」(全長306メートル)が完成し、一般の通行が20日始まった。
 トンネルは富岡町と川内村間の約4.4キロで計画されている県道「小野富岡線」の改良工事の一つ。2014年度に着工した。事業費は約10億円。
 県道改良工事では路肩を含め幅4〜5メートルを9メートルに広げ、一部区間はバイパスを設ける。川内村側の約2.8キロはトンネルを含め事業費約51億円で、17年度に完成予定。避難指示が続く富岡町側の約1.6キロはまだ着工していない。
 トンネルの開通式は20日、現地であり、関係者ら約100人が出席。遠藤雄幸川内村長は終了後、「富岡やいわき方面へ病院や買い物に行く村民の助けになる」と県道改良工事の早期完成に期待した。
 県道改良工事は09年度に始まり、原発事故で中断。その後、地域の復興と住民の帰還促進につなげる「ふくしま復興再生道路」の一つに位置付けられた。


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2016年06月21日火曜日


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