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<参院選公示>宮城3陣営 復興問う

立候補者の第一声に集まり、気勢を上げる支持者ら=22日午前9時35分ごろ、仙台市青葉区

 東日本大震災からの復興や地域経済の行方を占う夏決戦が火ぶたを切った。参院選が公示された22日、宮城選挙区(改選数1)に立候補した3人は、仙台市中心部や石巻市で第一声を上げた。経済政策の成果と継続を強調する与党に対し、野党連合は結束をアピールして攻勢を掛けた。各陣営は1議席を争う18日間の激戦へと走りだした。

◎生き残り懸け舌戦

 自民党現職の熊谷大候補(41)は復興加速化をアピールするため、第一声の場所に石巻市の石巻魚市場前を選んだ。被災地のなりわい再生について「震災前の水準に戻り、先を見据えられると実感したときに、本当の復興と経済成長が果たされる」と力を込めた。
 自民党の県選出国会議員、地方議員、公明党関係者ら約400人が集まり、組織力を誇示した。自民県連の伊藤信太郎会長は「批判ばかりで具体的な政策を示せない候補では、復興も経済再生も前に進むことはできない」と訴えた。
 民進党現職の桜井充候補(60)は県庁で自ら立候補届け出の抽選をし、掲示板にポスターを張ってから仙台市青葉区の勾当台公園に駆け付けた。約400人を前に「アベノミクスにいつまでだまされるのか。地域は副作用に苦しんでいるだけだ」と声を張り上げた。
 推薦を受ける共産、社民両党ののぼりが掲げられ、両党県組織や市民団体の代表らが見守る中での第一声。民進県連の安住淳代表は「候補者同士の戦いだけではない。傲慢(ごうまん)な安倍政権と良識ある県民との戦いだ」と呼び掛け、野党共闘の一体感を強調した。
 幸福実現党新人の油井哲史候補(36)は、青葉区の藤崎ファーストタワー館前で第一声。憲法9条改正などを訴え、「今の政治は漂流している。正論を届けていきたい」と語った。


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2016年06月22日水曜日


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