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「チューブ固定ずれ腸に穴」遺族が岩手県提訴

 岩手県立二戸病院(岩手県二戸市)に入院していた男性=当時(78)=が死亡したのは、病院が腸に挿入した栄養投与用のチューブの固定が不完全だったためだとして、同県九戸村の遺族が21日までに、県に約4185万円の損害賠償を求める訴えを盛岡地裁に起こした。
 訴えによると、男性は2013年9月、食道がんの手術に伴い腸にチューブを挿入され、手術後に腹痛や吐き気を訴えた。同10月に再び手術したところチューブの固定部位がずれ、腸に穴が開いていた。男性は穴から入り込んだ細菌で腹膜炎を発症。14年2月に多臓器不全で死亡した。
 遺族側は「腸に穴が開いたのはチューブを確実に固定しなかった手術が原因。病院の過失は明らかだ」と主張。病院側は「訴状の内容を確認し、弁護士と相談して対応する」としている。


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2016年06月22日水曜日


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