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<原発事故>住宅除染9割完了 道路・森林5割

 福島県は、東京電力福島第1原発事故に伴い市町村が実施している除染の進捗(しんちょく)状況をまとめた。4月末時点で住宅除染の進捗率が9割近くに達する一方、道路や生活圏の森林除染は5割程度にとどまっている。
 住宅は計画の41万9834戸に対し、39万8810戸(95.0%)が発注済みで、36万6275戸(87.2%)が完了。公共施設は1万1664カ所に対し9853カ所(84.5%)、農地は3万3630ヘクタールに対し2万9517ヘクタール(87.8%)で除染が終わった。
 道路は1万5432キロの計画に対し、8268キロ(53.6%)が完了した。住宅から20メートルを目安に除染する生活圏の森林は、4737ヘクタールのうち除染済みは2437ヘクタールで、進捗率は51.5%となっている。
 県内では36市町村が除染を実施。国は避難区域での直轄除染を含め、2017年3月までに除染を全て終わらせる方針を示している。
 県除染対策課は「優先的に進めてきた住宅除染が完了すれば、道路や森林除染の発注、施工も進むことが想定される」と説明する。


2016年06月22日水曜日


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