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<参院選宮城>就学応援 苦学が原点

桜井充(さくらい・みつる)仙台市出身。東北大大学院医学研究科修了。勤務医を経て、98年参院選で初当選。民主党政権で財務副大臣、厚労副大臣を歴任。民主党政調会長も務めた。

◎候補者こんな人/桜井充(60)民現(3)=共・社・生推

 東日本大震災当時、財務副大臣として企業へのグループ化補助金の創設を主導した。財務省は当初、「個別企業への税金投入はできない」と反発した。「自宅も工場も流された中小企業を見捨てる気か」。官僚に迫り、被災地へ足を運ばせて制度設立にこぎ着けた。
 給付型奨学金の導入や大学の授業料引き下げを重要政策に掲げる。貧しかった学生時代が原点だ。高校卒業後、医療機器メーカーに勤めていた父の隆さん(61歳で死去)がリストラされた。家庭教師と居酒屋のアルバイトを掛け持ちし、医学部の学費を稼いだ。
 「お金がない、でも学びたい。そんな若者が大学に行ける環境にしたい」。演説で力が入るのは、あの頃の自分が重なるからだ。
 妻の宏子さん(57)とは医学部で出会い、卒業後すぐ結婚した。医師を務めながら、家庭を守る妻への感謝は尽きない。「たまには妻孝行しないと」。投開票日は妻の好きな店でご飯を食べ、結果を待つ。
 仙台市青葉区の自宅で宏子さん、長女、次男と4人暮らし。


2016年06月24日金曜日


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