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<参院選宮城>被災地再生 熱い思い

熊谷大(くまがい・ゆたか)仙台市出身。東北大大学院国際文化研究科修了。中学校英語講師、松下政経塾生を経て、10年参院選で初当選。16年1月から参院地方・消費者問題特別委員長。

◎候補者こんな人/熊谷大(41)自無現(1)=公・日推

 初当選から約8カ月後に東日本大震災が起きた。津波で親戚や支持者が犠牲になり、家族を亡くした中学時代の親友は震災から1年1カ月後に自殺した。
 「被災地のために働けるだけ働く」。そう言い聞かせ、1期目は古里の再生に尽力した。進まぬがれきの処理を巡り、机をたたいて環境省の職員に迫ったことも。温厚な性格だが被災地の問題となると、つい熱くなる。
 当選直後、当時の県連幹事長から「6年間で県内隅々まで歩け」と助言されたが、被災地に軸足を置いたため、全域の党支持者と密な関係を築けなかった。
 「全然、来ない熊谷さん」。訪問先で厳しい言葉を浴びせられることもあった。「勝って恩返しをするしかない」と意気込む。
 自宅に戻る週末の朝、小学1年の長女(6)と近所のコンビニまで散歩し、一緒にお茶を飲む時間が至福の時。7月14日が誕生日のまな娘に、「再選」のプレゼントを贈るつもりだ。
 仙台市宮城野区の自宅で妻美佳さん(41)と長女の3人暮らし。


2016年06月24日金曜日


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