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<参院選東北>宮城 熊谷氏と桜井氏が競る

 全選挙区で自民と野党統一候補が事実上の一騎打ちを繰り広げる東北6選挙区(改選数6)のうち、宮城では、再選を狙う自民現職の熊谷大氏(41)と、4選を期す民進現職の桜井充氏(60)が激しく競り合う。無党派層の5割超が投票先を決めておらず、動向が勝敗の鍵を握るとみられる。
 熊谷氏は県選出国会議員や地方議員による徹底した組織戦を展開し、急ピッチで保守票の囲い込みを図っている。自民支持層の7割強を固めた。推薦を受ける公明支持層は5割弱にとどまっており、浸透を急ぐ。
 桜井氏は安倍政権批判を展開し、共産支持層の5割強、社民支持層の7割強を固めた。知名度を生かし、公明支持層の2割弱にも食い込む。無党派層の支持は3割弱。市民団体と連携して取り込みを図る。
 他の5県では、青森、秋田、福島の3県で自民と民進が接戦を展開。山形は無所属が先行、岩手でも無所属がややリードし、自民との戦いを優位に進める。
 青森は共産、社民の支持層に加え無党派層を取り込む民進新人と、党県連の組織力を生かし4選を目指す自民現職が横一線の接戦となっている。
 岩手は、生活の小沢一郎代表、達増拓也岩手県知事らが後押しする無所属新人が有利に戦いを進める。自民新人は自民、公明支持層を固め、追い上げる。
 秋田は、自民現職と民進元議員が互角の戦い。自民は野党共闘への批判を強め、公明支持層を固める。民進は社民、共産支持層のほか無党派層に浸透する。
 山形は、農村部など全域に支持が広がる無所属元議員が安定した戦い。追う自民新人は知名度アップに懸命。農業票などの掘り起こしに奔走する。
 福島は、地盤の郡山市などで票を固める民進現職を、現職閣僚の自民現職が猛追する。民進は中通りや会津などで浸透。自民は組織力で浮上をうかがう。
 6選挙区に立候補した幸福実現党の新人はいずれも厳しい。


2016年06月24日金曜日


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