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グルメ・景観…東北周遊 外国人に売り込む!

 東北を訪れる外国人旅行者を増やそうと、東北観光推進機構は本年度、広域観光周遊ルートの売り込みに力を入れる。既に外国人モニター調査などを実施し、計27のモデルコースを策定した。今後、1億7000万円の予算を投じ、マーケティング調査を継続しながら情報発信を強力に進める。
 全27コースのうち、東北の主要観光地を巡る六つを主要コース(表)に設定した。「四季が織りなす東北の宝コース」は、長期休暇が取得しやすい北米の人たちがターゲット。7泊8日で桜や温泉、祭りなどを巡ってもらう。
 「三陸の恵みと復興コース」はグルメと景観に関心が高い台湾向けを想定。海産物や三陸海岸の景勝地を楽しみながら東日本大震災からの復興状況を知ってもらう。「日本海の美と伝統コース」は自然と伝統文化を好むタイの市場を意識。旅行者は日本海に沈む夕日や伝統舞踊を鑑賞する。
 同機構は、主要6コースを日本語と英語で紹介したパンフレットを作成。国内外の旅行会社へのプロモーションなどで活用する。外国人モニター調査やマーケティング調査を継続し、需要に応じたコースに改善していく考えだ。
 他の21コースは、鍋や果物狩り、雪景色、パワースポット、縄文、紅葉といったテーマ性を重視した設定。主要コースとともに売り込んでいく。
 同機構は23日、仙台市のホテルで、新潟を含む東北7県の自治体や観光協会を対象にコースの説明会を開催。約110人を前に、紺野純一専務理事は「各県や関係者が連携し、東北一体となって魅力を売り込んでいきたい」と訴えた。
 モデルコースは、東北の名所を巡る「日本の奥の院・東北探訪ルート」が昨年6月、観光庁に認定されたことを受け、より具体的な旅行プランとして作成した。


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2016年06月24日金曜日


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