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<女川30km圏>登米市 避難計画まとまる

 登米市は、東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の重大事故を想定した避難計画をまとめた。避難対象地域で今後、住民説明会を開く。原発から30キロ圏にある県内7市町のうち、立地2市町を除く5市町の避難計画が出そろった。
 計画では、30キロ圏に入る同市津山町、豊里町の住民計1万351人が避難対象。同市迫町、中田町、石越町、南方町の公民館や学校などの指定避難所に主に自家用車で移動する。自力で避難できない住民には市がバスを用意。各行政区ごとの避難経路も定めた。
 車両などへの放射性物質付着状況を調べる「退域検査ポイント」は同市米山町、登米町に2カ所置く。同市に避難して来る宮城県南三陸町と石巻市の計約1万2900人を受け入れる市内25カ所の施設も設定した。
 登米市は避難計画を2段階で作成する方針。今回、30キロ圏の地区住民の避難計画「豊里町・津山町編」を定め、第2弾として、山形県などを避難先に想定した全市民の避難計画を策定する。他県との調整は宮城県が進めるという。
 布施孝尚市長は「今回策定した計画を基に訓練を実施して課題をあぶり出し、計画をさらに実効性のある内容へ充実させていく」と話した。


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2016年06月25日土曜日


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