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<英EU離脱>独公使「残念」 仙台で講演

EUの意義を強調したグラープヘア公使

 欧州連合(EU)からの英国の離脱が決まった24日、ドイツ大使館のシュテファン・グラープヘア首席公使の講演会が仙台市内であった。公使はEU統合を推進してきた自国の立場から「EUは域内に暮らす5億人に平和と豊かさをもたらした。難民や経済混迷といった問題も必ず解決できると信じる」と強調した。
 仙台日独協会が主催し、市民ら約50人が出席した。グラープヘア公使は「英国の残留を願っていただけに非常に残念だ。英国は(EUとの輸出入に)関税が掛かるなど多くの問題が起きる。関係再構築が課題だ」と指摘した。
 英国の離脱は他の加盟国へも影響するとして、「残った27カ国の統合をどう進めるか、様子を見る必要がある」と述べた。
 ドイツについては、アンケートで国民の8割が残留を望んでいると説明。「EUは民主主義や人権、男女平等といった重要な価値を共有するほか、国境通過の自由化や同一通貨の導入など、経済、社会的に良い方向に向かっている。ドイツは経済大国としてEUをけん引したい」と語った。


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2016年06月25日土曜日


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