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<楽天>則本6回6失点 好投手対決に屈す

2回ソフトバンク2死二、三塁、鶴岡の左前適時打で先制を許し打球の行方を追う東北楽天先発の則本(伊深剛撮影)

 東北楽天の則本が和田との好投手対決に屈した。リーグ戦の再開初戦は雨の中での投げ合いとなった。六回まで無安打と完璧な投球をした和田とは対照的に、則本は四回までにまさかの6失点。「11安打も打たれれば勝てるわけがない。途中まで無失点の相手との差が出た」とうなだれた。
 二回に歯車が狂った。2死から遊撃茂木の失策で一塁に走者を出し、続く中村晃に左中間へ運ばれた。中堅オコエが三塁を狙った一走を刺そうと送球したが「これが命取りになった」と梨田監督。送球間に中村晃は二進し、かえって相手の好機を広げてしまった。
 エースとして味方のまずい守備で招いた窮地を救おうとしたが、則本はそこから3連打と一気に畳み掛けられて3失点。鶴岡、本多には高めに上ずった変化球を痛打され、今宮にはバットを折りながらも三塁の頭上を越された。梨田監督は「則本は最初の失点で集中力を切らしたように見えた。こういうところを抑えてこそエース」といつになく厳しかった。
 チームは交流戦で勝ち越した勢いのまま本拠地に戻ってきたが、首位を独走するソフトバンクとの力の差を見せつけられた格好だ。則本は「次回登板まで時間はあるので、この試合の反省を次に生かしたい」と再起を誓った。(佐々木智也)


2016年06月25日土曜日


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