福島のニュース

<参院選福島>与野党党首 敵陣へ切り込む

市民らと握手し、勝利に向けて支持を呼び掛ける岡田代表=いわき市

 民進党の岡田克也代表は24日、参院選福島選挙区(改選数1)の現職候補応援のため、いわき市で街頭演説を行った。同市は自民党現職の地元。敵陣に攻め込む形となった岡田氏は「ここで互角の戦いをしたい」「1票でもいいので勝ちたい」と強調。公示日に民進候補地元の郡山市などでマイクを握った安倍晋三首相に激しく対抗した。

<改憲を許さない>

 街頭演説はJRいわき駅前など市内2カ所で実施。「日本にとって大きな分岐点となる選挙」「安倍首相は(改憲に賛同する勢力で)3分の2の議席を取れば必ず憲法9条に手を付ける。憲法改正を絶対に許してはいけない」と訴えた。
 改選数が2から減った福島選挙区は、民進の増子輝彦氏(68)と自民の岩城光英氏(66)の両現職が競り合う。両陣営は相手候補の地盤切り崩しにも懸命で、岡田氏のいわき入りは増子氏陣営が「党役員を」と求めた。
 岡田氏は選挙戦の序盤情勢について「投票率を上げなければ、(改憲勢力が)3分の2に達してしまう」と危機感を示した。

<経済政策転換を>

 安倍政権の「アベノミクス」には、「都合のいい数字ばかり挙げて『うまくいっている』と言うが、8割の人は景気回復を実感できていない」と攻撃。所得の再分配による消費拡大が重要だとして「分配と成長を両立させる経済政策にかじを切ろう」と呼び掛けた。
 街頭には共闘する共産、社民両党の支持者らも集まり、JRいわき駅前では「投票に行こう」などのプラカードが掲げられた。


2016年06月25日土曜日


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