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<ベガルタ>磐田に3失点完敗 5連勝逃す

磐田―仙台 前半38分、磐田・太田(9)にゴールを許し0―2とされ、肩を落とす仙台イレブン(山本武志撮影)

 仙台が完敗。前半24分、左サイドをドリブル突破したアダイウトンにそのまま先制点を決められると、38分には右サイドを駆け上がった太田に追加点を許した。後半19分にも失点した仙台は、22分までに3人交代し反撃したが、堅い守備を最後まで崩せなかった。

▽ヤマハ
磐田3 2−0 0仙台
    1−0
▽得点経過
 前24分 1−0 アダイウトン
 前38分 2−0 太田(3)
 後19分 3−0 アダイウトン(4)
▽観衆 12,070人

◎石川直、節目の一戦を勝利で飾れず

 J1通算200試合目の出場となったDF石川直は、節目の一戦を勝利で飾れなかった。「個人の記録はどうでもいい」とした上で、3失点の守りに「修正できなかった」と冷静に振り返った。
 負傷で欠場した主将富田に代わり、キャンプテンマークを着けて臨んだ。左サイドバックから積極的に攻め上がったが、敗れた5日のナビスコ杯横浜M戦同様、「カウンターでやられた。同じ失敗を繰り返した」と悔やんだ。
 それでも、第1ステージを同じ勝ち点23で終えた昨季に比べ「手応えはある」と言う。攻撃の精度、守りの反省を生かせば「伸びしろはある」とも。第2ステージでの飛躍を期した。

<下向かず第2Sへ/仙台・渡辺晋監督の話>
 ヤマハスタジアムは、(J1昇格を懸けた)08年の入れ替え戦で悔し涙を流した場所。サポーターに歓喜を届けたかったが、申し訳ない。下を向かずに、第2ステージに向けて、全員でパワーを出したい。

<立ち上がりは苦戦/磐田・名波浩監督の話>
 立ち上がりはセカンドボールが拾えなくて非常に苦しんだが、しぶとさ、粘り強さ、我慢強さで何とかしのげた。サイドの仕掛け、個人での突破からゴールが生まれた。

☆ベガルタみっくすぞーん

<MF梁勇基(自らも攻め込んだが敗戦)>
「カウンターを中心に3失点し、うちの悪い部分が出た。チャンスを多くつくれている攻撃は継続したい。第2ステージも最初は上位との試合が続く。勝ちが先行できるよう頑張りたい」

<MF藤村慶太(ボランチとしてフル出場)>
「攻めているチームはリスク管理が必要。第2ステージはさらにこのことを意識しないといけない。びびらず、もっと前でプレーできれば攻撃的サッカーを展開できる」

◎元仙台の太田が貴重な追加点

 2014年まで5季仙台でプレーした太田が磐田の貴重な追加点を決めた。「とにかく観客を沸かせるプレーをしたかった。それができて良かった」と喜んだ。
 前半38分、右サイドから自らドリブルでペナルティーエリア内に攻め込み、右足で豪快に蹴り込んだ。試合後は仙台サポーターの前に行き、声援に応えた。
 仙台時代、東日本大震災後に再開された最初のリーグ戦でゴールを挙げ、12年の2位躍進にも貢献した。磐田は今季3年ぶりにJ1に復帰したため、「自分を成長させてくれた」という仙台とは退団後、初の対戦。「仙台の強さはこんなものじゃない。次に仙台で戦う時もお互いハードな試合にしたい」と待ち望む。


2016年06月26日日曜日


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