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<参院選>比例3候補 仙台駆ける

 参院選(7月10日投票)で県内を地盤とする比例代表の3候補が公示後初の週末、仙台市内を駆け抜けた。宮城選挙区(改選数1)の候補とも連動して名前と党名を売り込み、存在感をアピールしている。

 「女性であっても男性であっても自分らしく暮らせる社会にする」。25日午後、安倍晋三首相が訪れたJR仙台駅前の自民党演説会で、同党現職の高階恵美子氏(52)=加美町出身=が気勢を上げた。
 再選を狙う高階氏は日本看護連盟が擁立。党女性局長として安倍政権の看板政策「女性活躍社会」の旗振り役を担う。出産、更年期など女性をライフステージに沿って支える「女性健康包括的支援法案」の成立を公約に全国を駆け回る。
 党県連に所属し、宮城選挙区の現職候補とともに東日本大震災からの復興加速などをPR。「減ってしまった医療の担い手を確保する」と述べた。
 共産党新人の党県委員岩渕彩子氏(33)は25日午前、宮城野区鶴ケ谷で演説会を開催。約70人を前に「このまま安倍政権が続いたら経済、暮らし、平和は取り返しがつかないことになる」と力を込めた。
 昨年11月に宮城選挙区からの立候補を表明したが、民進党との共闘が成立して比例に転出。民進現職候補とは各地で合同演説会を開く。「気持ちよく野党共闘を組んでいる」と話す。
 前回(2013年)は宮城選挙区で立候補。不当な働き方を強いる「ブラックバイト」など若者の問題に取り組んできた。「先進国の中で、若者が奨学金返済に苦しむ日本は異常だ」と政治の転換を訴える。
 青葉区の宮城自治労会館に25日午後、社民党支持者約100人が集まった。新人の党県副幹事長の田山英次氏(56)は、駆け付けた宮城選挙区の民進現職候補と固く握手。「東北から自公政権にノーをたたきつけよう」と叫んだ。
 国政選挙は3度目。今回は党比例の現有2議席を死守する使命を背負い、東北を回って比例票の上積みを図る。たすきは自分の名前ではなく党名。党存続に身をささげる覚悟だ。
 野党共闘に向け、ことし2月には他党に先駆けて民進県連との政策協定締結に尽力した。「貧困と格差を広げ、戦争ができる国づくりは許さない」と安倍政権の打倒を誓う。


2016年06月27日月曜日


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